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2010年10月13日 (水曜日)

近々、大相場到来?・・・なんちゃって。

12日の米国市場は、インテルの決算やFOMC議事録の公表を控え、また中国の金融引締め対する警戒感などを背景に控え売り先行で始まるも、・・・引けにかけては買い戻しの動きに。FOMC議事録において追加緩和の可能性を示唆したことから買い安心感が広がった模様ですが・・・・・裏を返せば、米国市場を支えているのは唯一金融緩和期待であるともいえるわけで、(現時点で完全に織り込まれ、株価は過剰流動性で過熱気味である)・・・ある意味非常に脆弱であるということが気がかりです。

インテルの決算・・売上、利益ともに市場予想を上まった模様。第4四半期については新興国の需要が見込めるということで、今後についても強気の見通しを示したようです。株価は前日比1.07%(決算発表は引け後)、引け後は前日比0.76%。

ドル安・・・・1ドル81円80銭前後で推移。まるで尖閣問題。じりじりと既成事実を積み上げられ、気付いてみれば抜き差しならぬ事態に・・・・ここまでくれば70円台は時間の問題で、近日中に達成する?のは間違いなさそうです。日銀による追加の金融緩和も為替介入期待も米国の(おそらくは)桁違いの追加的金融緩和の前に雲散霧消・・・・・・現在のドル円はその顛末を見込んだ結果ですからやむを得ない気もします(米国の断末魔の?悪あがきが原因ですから)。ただ、飛び込んだところで日銀がさらなる追加緩和に出て、政府は大規模な為替介入て、・・・・・そうせざるを得ない状況に追い込まれるでしょう。問題は、ここで流れが変わるかどうか?

2分の1の予感と、2分の1の期待

『陰の極』となるか・・・・・当面、過剰流動性がアンワインドする可能性はないと思いますので、日本株の見直し買いが出てくるのは時間の問題かと・・・・・。そしていよいよ金融大相場の始まりに・・・・・となればいいと思っているわけですが、それは神のみぞ知る。あるいは・・・・目先の瑣末な出来事に一喜一憂しない方が良いかもしれませんよ。・・・・・あくまで私個人の勝手な見方ですので悪しからず・・・。

国債金融コンサルタントのS氏もそんな見方をしていましたね。

一言

日本株の下落要因である米ドルに関して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドルは明らかに売られ過ぎ、売り過ぎ。その背景には米国の強い意志(何が何でもドル安誘導)が見え隠れするわけですが、現在の状況は幾らなんでもアンバランス。今現在、ドル以外の主要5通貨(円、ユーロ、スイスフラン、ポンド、加ドル)に対しネット・ポジで07年以来の記録的な売りポジ(15万枚)、同時に長期金利が記録的な低水準(今現在10年物2.42%)・・・・だそうですが、おそらくは、どこかの時点で一気に巻き戻される可能性(ドル・キャリーの終焉)があると思われます。そのタイミングについては今のところ?

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