上海に引きずられた?東京市場。
本日の東京市場。日経平均は寄り天。9800円台の戻り待ち売りに加え、午後2時以降は上海の下落に引きずられた感が・・・・。
ということで悪材料はというと、・・・・・上海市場が後場に入って急落。不動産に対する融資の抑制に加え政府が急激な物価上昇を警戒していることから、金融引き締め政策や物価上昇抑制政策などを打ち出すのではないかとの懸念が高まっている模様。
一方で好材料も・・・・・韓国中銀が政策金利を0.25%上げて2.5%に・・・・・この結果、為替がウォン高・円安に転換。日本株と為替(ウォン・円)との連動性が高いことから、今後日経平均の上昇が期待できるとの声が聞かれます。これまでは日本の輸出企業がウォン安の影響で国際的な価格競争力を低下させてきた経緯もあり・・・・成り行きが注目されます
日本の銀行って・・・・・・日本の銀行大手6行の利益の中身。連結純利益(4-9月期)が前年同期の2.7倍ということですが、その中身はというと『債券』の売買。貸し出して儲けているのではなく、安全資産一辺倒(金利低下の恩恵)・・・・本来の銀行業務(融資)をしない銀行って何なの?
午後3時50分 為替1ドル83円を挟んだ動きですが・・・・・東京市場にとって頼みの綱はやはり円安ですね。
☆ジェイアイエヌ3046が降りてきませんね。このところの出来高を見ると、やはり強いというしかありませんね。・・・・人が注目しないうちに注目し(7月頃)流れにのれたのですが、手仕舞いも早過ぎたようで・・・・でも、このレベルからは追えません。
追記
米国債(10年物)金利2.9%付近まで上昇、その結果ドル高(円安)が進行し、金、レアメタル、原油など商品、資源が下落・・・・・NYが大きく下げなければ、むしろ日本株にはプラスですね。日経平均、トピックスの特効薬は円安ですから・・。ただ外需でも中国関連にはアゲインストかも・・・。
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